当ウェブ作成の経緯

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 1989年に「天文教育普及研究会」が発足して間もなく、「観望会検討WG」が結成されました。そこでは観望会の意義が再確認され、さらに観望会開催を依頼できるシステムを作れないかとの提案がありました。しかし、当時はインターネットも無く、そのようなシステム作成の話は立ち消えとなりましたが、そのWG検討の成果として、天体観望会開催のためのガイドブック「宇宙をみせて」(恒星社厚生閣)が出版され、改訂版が2013年に出されました。

 2009年の世界天文年には、日本で皆既日食も重なり、多くの天文イベントが行われました。その中で最も多かったのは観望会で、その半数以上を天文同好会/愛好者が開催しました。それにもかかわらず、一般の人は観望会開催をどこに依頼するかが分からず、国立天文台に持ち込まれ、対応に困った件数が少なからず有ったとのことです。2012年5月には日本でも見られた金環日食があり、ますます観望会への関心が高まってきたようでした。

 この頃には20年前に比べてITが格段に進歩し、観望会支援のネットワークづくりも可能かと考え、そのシステムを検討する中で、いろいろな意見・助言が得られました。試行錯誤の結果、観望会開催の依頼者が直接に支援者にアクセスでき、また観望会支援者同士も情報交換に活用できるウェブを立ち上げました。





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